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御用菓子処 田町梅月

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2015年3月30日 (月)

沼津和菓子シンポジウム

朝の内は晴れていましたが、午後から雨が降り出しました。
雨と言っても春の雨。
冬のように冷たい雨ではありませんでした。

先週金曜日(3月27日)、沼津のプラサヴェルデを会場に、「和菓子に親しむ集い 沼津和菓子シンポジウム」が開催されました。

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静岡県和菓子協会、沼津菓子工業組合が中心となり、静岡県菓子工業組合、全国和菓子協会などがサポートする形で、和菓子作り体験と和菓子に関する講演会が行われました。

午前中は和菓子作り体験です。
2回に分けてそれぞれ30名、計60名のお客様が沼津の和菓子屋さんの指導の下、煉り切り体験をしました。

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皆さんの楽しそうなこと!

私の和菓子講座と違い、現役の職人さんが教えてくれるのです。
参加者は一つひとつの作業を丁寧に指導してもらいながら煉り切り菓子を作っていました。

お昼を挟んで午後からは和菓子についての講演会です。

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会場は300名以上の受講者でいっぱいになりました。

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前半は北海道立総合研究機構中央農業試験場、農学博士の加藤先生による小豆のお話でした。
小豆の分類や栄養効果などについてのお話でした。
一言でいうと、小豆は栄養的にも優れた食品で、その小豆から作られる餡を主体とした和菓子は食べてよし、体に良し、心に良しの三拍子そろった素晴らしい食品であるということでした。

後半は全国和菓子協会専務理事の藪(=やぶ)先生による和菓子のお話でした。
藪先生は年間数十回も講演をされている和菓子の生き字引のような方です。
実は私の和菓子講座の骨子は藪先生の書かれた著作によるものです。

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藪先生は時には古典を引用されながらユーモアたっぷりにお話されます。
会場からは常に感心した溜息と笑い声が聞こえていました。

講演の後は全国の和菓子屋さんから寄贈いただいた各地の銘菓の抽選会です。
その土地に行かなくれは手に入らない全国の銘菓の数々が、次々と当選者に手渡されていきました。

講演が終わり、お帰りの出口では、静岡県各地の数十社の和菓子屋さんや問屋さんから寄贈されたお菓子や静岡県産の黄粉、小豆茶などがランダムに6~7個づつ入った詰合せを受け取り、皆さん笑顔で会場を後にされました。

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午前中の和菓子作り体験と午後の講演会、のべ400名近い来場者の皆さんに喜んでいただいて沼津和菓子シンポジウムは終わりました。

企画から全国和菓子協会や講師との調整、会場や印刷物の手配、当日の会場セッティングなど、日常の仕事をしながらの準備はさぞご苦労が多かったろうと思います。
その甲斐あって、沼津和菓子シンポジウムは事故やトラブルもなく、大成功を収めることができました。
和菓子離れが叫ばれてからずいぶんの年月が経ちます。
こうした行事や様々なイベントが和菓子の良さを再発見するきっかけになればと思います。

講師の加藤先生、藪先生、全国和菓子協会の職員の方々、そして沼津の和菓子屋さんのご主人方、静岡県和菓子協会長の森田さん、沼津菓子工業組合長の土井さん、お疲れ様でした。

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「和気溢れ 楽のごとくか 敷島の」

今回の川柳はかなりひねりました…(^_^;)
「わ」「が」「し」の折り込み川柳になっています。
「楽」は音楽のことで、「敷島」は日本を意味します。
和菓子を話題に、楽しい雰囲気が広がったという意味になります。
こじつけ、か…?

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