駿府城公園散策 2
突然ですが、静岡県民の方に質問です。
明治の廃藩置県によって駿河の国は静岡県となりましたが、その由来をご存知ですか?
答えはこのブログの最後に。
さて、前回の続きです。
駿府城公園内には紅葉山庭園というお庭があります。
庭園内は茶室と、三保の松原を模した池、そして富士山を模した築山がります。
東屋から眺めると浮世絵の世界が再現されいます。
大寒に咲く寒桜は春に咲く染井吉野とは違って物悲しい雰囲気があります。
そして目を引くのは紅梅。
といってもこれは八重の「未開紅(=みかいこう)」という梅の花です。
梅の香りは満開の染井吉野にも勝るふくよかな香りです。
紅梅があれば白梅もあり。
これは「白牡丹(=しろぼたん)」というやはり八重の白梅です。
池の向うに茶室があります。
駿府城公園に来た時は必ずお茶をいただくことにしています。
今回はブランド茶「朝比奈玉露」をいただきました。
一煎目は香りと甘みを楽しみ、二煎目は甘みと渋みを楽しみ、三煎目は渋みと苦みを楽しみ、4煎目は苦みと爽やかな後味を楽しみました。
この日は茶会が催されていなかったので、広間「雲海」と小間「静月庵(=せいげつあん)」を見学させてもらいました。
薄暗い小間のお床の前に座ると、鬱憤や雑念が鎮まります。
の、ような気がします…(^-^;
ほとんど休みもなく雑事に追われる毎日ですが、ちょっとした小旅行にでも出かけたような良い気分転換になりました。
さて、静岡県の由来は?
初めは駿河の府中で「駿府県」も検討されたようですが、「府」は行政の中心を意味し、行政の中心は江戸=東京に遷ったので却下、そこで賎機山(=しずはたやま)の地名から「賎ケ丘(=しずがおか)」とし、「静岡」と定めたそうです。
ご存知でした?
静岡市役所の傍に静岡由来の銘板があります。
静岡県民(浜松市民)になって25年、初めて知りました。
「めでたきや 賎機山に 紅白梅」
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