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御用菓子処 田町梅月

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2014年8月31日 (日)

惜夏

8月30日。

始まりがあれば、終わりは必ずやってきます。
永遠に続くかと思った夏休みも明日で最後です。
子供の頃の焦燥感が蘇ります(^_^;)

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「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」

この季節、必ず思い出す歌です。
日本人の繊細な季節感が歌われています。

午前中の配達の合間に、浜松市茶室松韻亭様で久しぶりにお茶をいただきました。
時雨生地のお菓子に丁寧にたてられたお抹茶。
お床の香合(=こうごう)は屋形船を象ったもの。
夏を惜しみ、秋を待ち焦がれながら舟遊びをする贅沢。
嗚呼、夢のまた夢…

お茶をいただいて、お庭を少し歩きました。
芒(=すすき)が茂り、お庭はもう秋の風情です。

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黄色い蝶が花々の間を弱々しく漂っていました。

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池の辺に咲く水引です。
水面に空が映り、アメンボウが雲を揺らします。

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と、ここまでは大変ゆったりとして優雅に思えますが、まあ、蚊に喰われたこと…
あちこちボリボリ掻きながら帰りました。

ところで、前の文章に違和感を感じませんでしたか?
私は虫に刺されることを「喰われる」と覚えました。
「くっかく おっかく ぶっかく」「煙草を飲む」「虫に喰われる」「あたりめ」「あたり鉢 あたり棒」etc、下町の言葉でしょうか。
若い人と話をしていると、時々聞き返されたりします。

午後、篠原協働センターへ納品に行きました。
玄関先や駐輪場のそばにはいつもお花が咲いています。
「篠原花の会」の皆さんのご奉仕です。

これは何でしょう?
何かの実のように見えますが、とても可愛らしく綺麗でした。

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これも何でしょう?
イガイガしていますが綺麗な色ですね、不思議な魅力があります。

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ちょっと失敬してサルビアの蜜をいただいてしまいました。
甘い(*^_^*)

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千日紅がたくさん咲いていました。
本当に可愛らしい花ですね。

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ここのところ、心がちょっと荒んでいたので、路傍の花々には癒されます。

「うなだれて 夏を惜しむか 向日葵も」

「うなだれて 遅々と進まぬ 漢字帳」



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