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御用菓子処 田町梅月

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2014年3月23日 (日)

老木

春のお彼岸、三連休の最終日、穏やかな良い一日でした。

午後、南浅田のあるお寺さんに呼ばれて、商談をしてきました。
お寺さんで商談というのも不思議かもしれませんが、お寺さんやお宮さんは、季節ごとの行事やお祭りがあり、それら行事にはお供物としてのお菓子がかかせません。
こだわりのある寺社では、オリジナルの焼印や型を作って、月餅、お饅頭、落雁などをお供物として使うのです。

とても柔和なご住職様との商談も終わり、本堂を出ると、大きな切り株が目に入りました。

Dscn6953

黒く、防腐処理が施され、所々残る樹皮を見ると、松のようですが、こんなに太い松は見たことがないので、ご住職に樹種を尋ねると、果たして「太子淵の松」という松の老木でした。

Dscn6952

本当に立派!樹齢はなんと700年!

幹回り4.5m、直径1.5m、切り倒す前は樹高15m、枝振東西26mの 堂々たる松の木だったそうです。

残念ながら、枝が枯れ、根腐れをおこして、手の施しようがなく、一昨年伐採したそうです。

由来は、昔このあたりに淵があって、その淵から聖徳太子の像が掘り出されたそうです。
そこで、この淵を「太子淵」と呼ぶようになり、その畔に立つ松を「太子淵の松」と呼んだといいます。

「東京生まれの浜松っ子」を自称し、下手な浜松っ子より浜松のことを知っていると自負している私ですが、まだまだ知らない浜松の魅力はたくさんありそうです。

ところで、先日報道で、全国の染井吉野が危機的状況になっていると知りました。
高度成長の頃に植えられたものが、古くなり、ものによっては寿命が近づいても何の手も施されていないそうです。

日本人にとって桜は特別な木です。
「太子淵の松」のように切り株とならないよう、何らかの対策が施されることを願います。

「老松の ただ佇みて 風の音」

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